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孤独な抹茶のアラド戦記独り旅

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雪にまつわるちょっといい話

03/24(Tue) 01:53











もう春だというのに、PCやる時はまだまだ毛布が手放せません。
冷え性日本代表の抹茶です。













以前にも書きましたが、私は本当に寒いのが大嫌い。
よく、「寒いのは我慢できるじゃん。着ればいいんだから」とか屁理屈を言う人がいますが、ほんと何にもわかってない。
いくら着込んだって寒いものは寒いんですよ。
私はPCやる時は、毛布を頭から被って妖怪のような姿で楽しくアラドやらニコニコやらを観てますけど、ほんともう耐え難い辛さですよ。
寒いのが苦手だからと言って、暑いのが好きだというわけでもないんですが、
それでも寒さに比べたら暑さの方が断然平気。
夏はいくら暑くても、まだなんかこう開放的な気分になりますし、
どっか行っちゃおう!という気にもなりますもん。
寒い時は家から一歩たりとも出ません。













寒い寒いとばかり書いてますが、
実は私の住んでる地域は、比較的温暖と言われているんです。
だから、雪なんてまず降らない。
数年に一度降ればいい方かな。それも、せいぜい粉雪です。






























まぁそんなとこに住んでるんですが、
私が小さい頃、一度だけ大雪が降ったことがありました。
あれは確か、お正月だったでしょうか。
多分、5、6歳の頃だったと思います。













朝起きたら、一面真っ白で、信じられない光景でした。
雪なんて見たことのない私にとって、
「雪が積もってる」なんていう光景は、ありえないものだったんです。
その頃の私はさすがにまだ冷え性ではありませんでしたから、
そりゃもう死ぬほど喜びました。













キャッキャ言って外で早速外で雪にダイブしたり雪を食べたりして遊んでいたところ、
少年のような瞳をした父もまた、颯爽と外へ出てきました。










「すげえなこりゃ」









父に雪を投げたりして遊んでいたんですが、思い出したように父が言いました。










「そうだ!雪だるま作ろう雪だるま!」









私も「それだ!」と思い、早速ふたりで雪を転がして雪だるまを作ることにしました。









「クソでかいのを作る!」









もう父、私よりもノリノリで、とんでもない大きさのふたつの雪の塊を作りました。
しかし、ここで問題が発生したんです。
超でかい球状の雪玉がふたつあります。
ふたつの雪玉を垂直に乗せなければ、雪だるまにはなりません。
しかしながら、それはもう大きな大きな雪玉ですので、とてもこれを抱え上げるのは不可能だろうなと思っていたところ、










「父さんにまかせろ!」










と、父はやる気満々で抱え上げようとしました。
しかしあれだけの大きさの雪玉。質量も相当なものだったでしょう。
そう簡単には持ち上がりません。
しかし、父は渾身の力を込めていました。










「くおっ・・・・・・!」










もう私はそこまで必死な父を見ててなんだか怖くて、
ただ呆然と立ちすくんでいました。
大の大人の「本気」というものを初めて見た気がしました。









「おまえも手伝え!」










なんか父の目が血走ってるので、私も言われた通り抱え上げる振りをしました。
だってこんなの持ち上がるわけない。
仮に持ち上がって、雪だるまが完成したからと言って、一体それが何になるのでしょう。
得られるものは冷たい手と腰痛とひと時の自己満足だけな気がする。










「そんな力じゃだめだ!もっと力いっぱい!」











ほとんど力を込めてなかった私に、父は雪玉抱え上げ職人みたいな口調で指示する。
でもそんなこと言われても、どう考えても物理的に不可能だし、手も冷たいからなんかもう嫌でした。










「こうやるんだ!ぐおっ!!!」










その時、物理を無視した人間の底力を見ました。
あれほど巨大な雪の塊が、父の両腕によって持ち上がったのです。
雪がしんしんと降る中、ありえない質量の雪玉を抱えた父。
なんか、人間の業や煩悩などの重みを一身に背負った人みたいに見えました。











「うおおおおお・・・・・!!!!」











巨大な雪玉を抱えて、父はフラフラと歩いていきました。
もうひとつの雪玉の上に乗せるために。
私は鼻たらしながらそのありえない光景をただ眺めていました。








しかし、あと一歩というところで、父の足元が危うくなりました。
かなり踏ん張ってはいますが、もうひとつの雪玉の上に乗せるために、
あともうちょっと雪玉を抱え上げる必要があったのです。










「ぐあああああ!!!!!」









その時でした。
最後の力を振り絞って雪玉をさらに高く抱えたところ、
父の足腰が人間の限界を迎えたのか、そのままドスンと父と一緒に落ちてしまいました。










「グオッ!!!!!!」










父は、巨大な雪玉の下敷きになっていました。










「た、たすけろー」










なんかもう死にそうになってたので、こりゃもうだめかなとも思ったんですが、
一応母を呼びに行きました。
うちの両親はこの上なく不仲なんですが、
どっちみち、私ひとりの力では打開できる状況ではなかったので、
選択の余地はなかったんです。











「おかーさーん。おとうさんが下敷きになってるよー」











それを受けて母は、













「そんなのほっときなさい!!!!」













と、冷徹に言い放ちました。







いつもありえないほど喧嘩していて、
父が母に対してマウントポジションを取って殴ったり、
母がフライパンで父の頭を殴打したりと、
毎日バイオレンスなサウンドを奏でていた関係ですから、
死ぬほど憎かったんでしょうね。
冷徹に突き放しました。







そう言われてしまっては、私にはもうどうすることもできないので、
しょうがなく自分の部屋でマンガを読んでいました。
外からは、しばらくの間、イテテテテという父の苦痛に満ちたうめき声が聞こえていました。













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Category: 日記
[ Trackbacks: 0 | Comment: 2 ]

この記事へのコメント

03/25(Wed) 08:52

なんという一家www

from: だいず #- [ URL | 編集 ]

03/25(Wed) 21:16

ちょっといい話ですか?w
楽しそうな家族で羨ましいです^^

from: もーやん #- [ URL | 編集 ]

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